ナズナ

ナズナ(Capsella bursa-pastoris Medic.)

説明

ユーラシア原産の越年生雑草で全国に分布します。茎は直立して高さ10-50cmに生長し、茎葉は披針型で基部が茎を抱きますが、根生葉(ロゼット)は一般に有柄で葉が羽状に深く切れ込みます。また、茎につく果実がハート型をしているのも特徴の一つです。

区分

一年生(越年生)アブラナ科

主な発生場所

日当たりが良い肥沃地を好みますが、日陰や冷涼な気候、やせた土地にも耐えられます。コースではフェアウェイやラフに発生しやすいです。土壌の種類は選びません。

特徴

ナズナはロゼットで越冬し、早春からの急速に生長するため注意が必要です。また、発芽が揃わないため秋期~春期にかけてダラダラとした発生が続きます。

生態

種子により繁殖し、ロゼット(根生葉)で越冬します。生育期間は一般に11月から6月で秋に発生して越冬し、翌春早い時期からから生長を再開します。その後3-5月頃に花柄を伸ばし茎の先に白い4弁花を多数つけます。開花後6月頃には生育を終え枯死します。なお12-2月の極寒期でも条件によっては開花することがあります。

茎葉と根生葉の異なる形状
ナズナ花序
果実形状(ハート形)

発生環境

発芽適温は10-25℃で、一般に秋に発生しますが、条件が合えばそれ以外の季節でも発芽可能です。種子は結実落下後数ヶ月で発芽可能になります。発生深度は比較的浅く、土壌中での種子の寿命は比較的長い傾向です。種子の伝播は主に風、雨、動物、人間などによるとされています。

発生消長

ナズナ

発生時期の表記について
■  :多発生  :発生
なお、地域や生育環境によっては発生時期、開花時期などが異なることがあります。