春から発生する日本芝病害の見分け方と対処方法
今回は春から夏に発生する日本芝の病害の見分け方と対応方法の提案です。日本芝に発生する病害の見分け方は困難なことが多いですが、意外と現場で見分けられるものが多いようです。
日本芝病害検索
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以下のような場合は特にネクロティックリングスポット病の可能性が高まります。

リングや半リング状に発生
夏にかけて目立つようになる
夏にかけて目立つようになる

毎年同じ場所に発生
特に傾斜地に多い
特に傾斜地に多い

激しい場合は秋まで
発生跡が残る
発生跡が残る
発生時期と防除タイミング・年間ローテーションの提案
平地における発生の場合


- 春から発生する病害は秋の薬剤散布、特に芝の休眠期前処理が有効です。これは春に防除散布を行っても効果が劣ることが多いため、病原菌が芝草に感染する時期である秋の防除を主体に考えます。
関連情報:シバンバ
芝生用殺菌剤ローテーション資料
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「グリーン農薬総覧」2007, 2008追補版社団法人緑の安全推進協会刊より登録部分抜粋